塩化ビニリデンは塩素とエチレンの重合体で、塩化ビニールの類似品です。
塩化ビニリデンが人工芝の素材として使われているのは、合成樹脂の中では、耐久力が強く、耐候性も優れ、さらに水を全く吸わないという特性のためです。
塩化ビニリデンは密封性が強いことから、主に食品包装用のフィルムとして使われる樹脂。
日本の野球場での人工芝化第一号は後楽園で、昭和51年のこと。
このときの人工芝は塩化ビニリデンを芝草状の糸にして植え込んだものです。
この人工芝の"葉"は幅、厚さとも天然芝の約10分の1と、きわめて細づくりで、合成樹脂製の基板に1
平方センチ当たり200本、植え付けられていました。
"葉"の長さは12ミリで、直毛でした。
ゴム基板の下はアスファルトやコンクリート、砕石などの層です。