各種の改良が施され、現時点で最も進んでいるといわれていたのが、昭和60年から後楽園球場で使用されている人工芝でした。
これは、塩化ビニリデンの芝の長さが13ミリと従来より1ミリ長く、先端はパーマをかけた髪のようにカールしています。
緩衝材も2センチと最初のものに比べて2倍になっています。
さらに、人工芝の本数も1平方センチ当たり230本と従来品より30本も多く植えられています。
カールしているため、踏みつけられても芝目がつきにくく製造元の呉羽化学工業によると従来より耐久力が30~40%はアップしているということでした。
人工芝は改良されたとはいっても風合、その他でまだ天然芝には勝てません。
後楽園球場の新しい人工芝の場合、ボールのはずみ具合は、第一バウンドは、天然芝より高くはずみ、遠くに飛びますが、第ニバウンドは逆に天然芝より低くなります。
天然芝に比べてやや不自然。
ただ基板の材質や厚さ、土台のアスファルトや砂利の調整でさらに天然芝に近くすることは可能といいます。
人工芝は呉羽化学工業、三菱モンサント化成、東レ、旭化成工業などが手がけています。